スポーツ振興への取組
スポーツには多様な人々をつなぎ、未来への希望を照らす力があります。
スポーツが持つ包摂力や不屈の精神は、すべてのものに共通し、我々の経営理念である「活力ある社会の発展と地球の健やかな未来を支える」ことに欠かせないものと考えています。
三井住友海上は、引き続き、スポーツ界の第一線で活躍する選手を育て、世界のスポーツの発展と繁栄の一助となるよう、スポーツ振興に積極的に取り組んでいきます。
三井住友海上は、30年以上にわたり社員としてアスリートを雇用し、職場で勤務しながら競技に取り組んでいます。社会人としての責任・姿勢を養うことで、社会人としても一流であることを目指しています。
また、ワールドワイドに活躍する選手がいることで、一緒に働く社員も刺激をうけ、職場に活気が生まれます。アスリートの活躍を身近に触れることで得られる心の財産は、チャレンジ精神を育て、元気と勇気を与えてくれます。アスリートにとっても、応援してくれる身近な社員の存在は支えとなり、相乗効果を生んでいます。
トライアスロン部では「MS Kids Triathlon」を開催しています。
これは、子どもたちへ気候の変化や自然環境への対応力が求められるトライアスロンの魅力を伝え、競技の普及・発展に貢献するとともに、環境への理解を深めてもらうことを目的としています。
また、女子柔道部では、千葉県大網白里市で、台風被害により数年の間残存していた倒木の撤去を行うなど、環境整備にも取り組んでいます。
今後も、気候変動対策など、SDGsの目標達成に貢献できるよう活動していくほか、地域社会と双方向で持続的成長に向けた取組みを継続していきます。
女子柔道部の世田谷道場では、柔道の普及・地域住民との交流を目的とし、1998年から少年少女柔道教室を行っています。近隣の小学生を対象に、女子柔道部OGが指導員として教えており、生徒の親を招待した親子柔道教室も開催しています。
また、女子陸上競技部の玉川総合グラウンドでは、町田市民と社員・代理店を対象としたランニング教室を開催するなど、地域の皆さまと交流を図っています。
その他、競技以外にも講演活動やゲストランナー、柔道講師派遣など、普段支えてくださる皆さまへの感謝の気持ちを込めて、地域社会に貢献する取組みを積極的に行っています。
アスリートが出場する大会には、所属先社員や開催地近郊の社員・代理店のほか、三井住友海上公式応援団である“ガッテンダーズ”が全国各地から応援にかけつけます。
最大600人からなる大応援団は、会場や沿道で揃いの応援グッズを着用して応援しています。スポーツを通じて得られる一体感は、他では得がたいものがあります。
年 |
詳細 |
1989年 |
女子柔道部創設 |
1991年 |
女子陸上競技部創設 |
1996年 |
アトランタオリンピック 女子柔道部 惠本裕子選手が金メダルを獲得 |
1997年 |
女子柔道部 世田谷道場完成 |
1998年 |
少年少女柔道教室が発足し、地域交流を開始 |
2000年 |
シドニーオリンピック 女子柔道部 上野雅恵選手が出場 |
2001年 |
世界陸上競技選手権大会 女子マラソンで土佐礼子選手が銀メダルを獲得、渋井陽子選手が4位入賞 |
2004年 |
・アテネオリンピック 女子柔道部 上野雅恵選手が金メダル、横澤由貴選手が銀メダルを獲得 女子陸上競技部 土佐礼子選手がマラソンで5位入賞 ・ベルリンマラソン 女子陸上競技部 渋井陽子選手が日本新記録(当時/2時間19分41秒)を樹立し優勝 |
2007年 |
世界陸上競技選手権大会 女子マラソンで土佐礼子選手が銅メダルを獲得 |
2008年 |
北京オリンピック 女子柔道部 上野雅恵選手が金メダル、中村美里選手が銅メダルを獲得 女子陸上競技部 土佐礼子選手がマラソンに、渋井陽子選手10000mに出場 |
2009年 |
全日本実業団対抗女子駅伝競走大会(クイーンズ駅伝) 大会最多7度目の優勝を飾る |
2012年 |
ロンドンオリンピック 女子柔道部 上野順恵選手が銅メダルを獲得 |
2014年 |
トライアスロン部創設 古谷純平選手の入社を機に発足 |
2015年 |
・パラアスリートの支援を開始 ・日本トライアスロン選手権 トライアスロン部 古谷純平選手が優勝、椿浩平選手が3位入賞 |
2016年 |
リオデジャネイロオリンピック・パラリンピック 女子柔道部 近藤亜美選手と中村美里選手が銅メダルを獲得 パラアスリート 道下美里選手がマラソンで銀メダルを獲得 |
2019年 |
日本トライアスロン選手権 トライアスロン部 古谷純平選手が2位、小田倉真選手が3位入賞 |
2020年 |
日本トライアスロン選手権 トライアスロン部 古谷純平選手が3位入賞 |
2021年 |
東京オリンピック・パラリンピック 当社過去最多9名の選手が出場 女子柔道部 新井千鶴選手が金メダルを獲得、男女混合団体戦で銀メダルを獲得 パラアスリート 道下美里選手がマラソンで金メダルを獲得、熊谷豊選手が7位入賞 パラアスリート 米岡聡選手・椿浩平選手(ガイド)がトライアスロンで銅メダルを獲得 |
2022年 |
・東京都スポーツ推進モデル企業に認定 ・日本トライアスロン選手権 トライアスロン部 小田倉真選手が初優勝 |
2023年 |
・東京都スポーツ推進企業に7年連続認定 ・スポーツ庁スポーツエールカンパニーに7年連続認定 |