松元 卓巳選手が「第10回アジア太平洋ろう者競技大会」で優勝！

○松元選手コメント
「12年振りのアジア王者！日本からのたくさんの応援・パワーありがとうございました！！
ここに来るまでに本当に色々とありました。今大会も、昨年のＷ杯での負傷により新体制スタート時からプレーすることが出来ず出遅れました。
引き続き、キャプテンを任せて頂けることになりましたが、背番号は【1】→【12】へ…たかが番号かと思われますが、デフサッカー日本代表で長く付けてきた番号なので僕にとっては大きな意味があります。チームとしては、来年の2025東京デフリンピックで世界一を取るための通過点として必ずアジアチャンピオンになる。そう挑んだ大会でした。
ここまでに仕事(講演や普及活動)等、時間に制約がありましたがかなり追い込みました。右肩の痛みも完治したわけではないです。だけど、コンディションは上げてきました。
迎えた初戦。サブスタート、そして２戦目もサブ。3戦目も本来はサブスタートでメンバーを言い渡されてました。正直、メンタルはキツかったです！！だけど、チームのためにしっかりと力になりたいと出来うることはしました！そして、しっかりと常に全力で準備してました。
思いもよらぬ形で、チャンスが巡ってきて、最終的にはアジアチャンピオンをピッチの上で味わうことが出来ました！本当に『物事にタイミングや意味はあるんだな』と。そして、しっかり準備をしていればチャンスは巡ってきて、それを掴むことが出来ると。
そして、12年振りの頂点。その時の喜びを知っている人は4人だけ。この喜びを味わえた選手がまた増えて良かった！ここからは来年の世界一に向けてさらに精進するのみ。そのためにしっかりと準備していきます！最高の仲間たち、最高の相棒、最高のサポーターのみなさん、本当にありがとうございました！！！まだまだ、皆さんのお力をお貸しください！！！」