2024年1月22日(月)、川内優輝選手が、水上村立水上学園(熊本県)にてランニング交流会・講演を行いました。
川内優輝選手は前日21日(日)に「第10回公認奥球磨ロードレース大会」に出場しており、10回目である記念大会であることから、大会開催地域に向けて企画されたものです。
ランニング交流会では、1年生~6年生、約100名に向けて実施されました。当初リレー対決が行われる予定でしたが、川内選手の怪我の影響で急遽ジョギングペースでのランとなりました。川内選手はジョギングしながら質問に答えるなど終始和やかな雰囲気で行われました。
最後に児童代表からのお礼の言葉がありました。
交流会終了後、参加した児童全員にキャラバンクリアファイルをプレゼントしました。
講演は教室にて5.6年生39名は対面、7年生~9年生はオンラインにて実施されました。
川内選手は自身の経験の中から、結果を出すために大切なこととして3つを挙げました。
- 発想の転換 いろいろなことを知る、考える努力をする
- 挑戦 英語を勉強する、勇気を出す
- 継続 楽しむ、小さな目標を積み重ねる
講演後は、児童からたくさんの質問が寄せられました。
後日、全学年の児童・生徒の皆さんから感想が届きました。一部をご紹介します。
〇1年生
「水上学園に来てくださりありがとうございました。一緒に走ったり、お話しできてうれしかったです。また来てください。」
〇2年生
「水上学園のみんなのために走っていただきありがとうございました。僕も陸上をしているので川内優輝選手に勝てるように頑張ります」
〇3年生
「質問コーナーで川内選手の色々なことが知れてとても嬉しかったです。サイン入りのクリアファイルもすごく嬉しかったです。今日はお忙しい中ありがとうございました。」
〇4年生
「足を負傷されている中、一緒に走ったり質問にも答えてくださりありがとうございました。そして、一番驚いたことは、ボストンのメダルにダイヤモンドが入っていてびっくりしました」
〇5年生
「お話の中で『楽しむ努力』ということが心に残りました。何事も楽しんですれば継続できるとわかったので、苦しいことも楽しい方向に考えていきたいです」
〇6年生
「奥球磨ロードレースでゴールした瞬間、腿の部分を痛そうにしていたので、対決ができないと思っていたけど、一緒に走ることができてうれしく思いました。来年も奥球磨ロードレースに来てください。ばあちゃんが川内選手を一番応援しているので、また一緒に応援したいです。」
〇7年生
「川内さんの練習方法に興味を持ちました。僕も陸上をやっていて速くなりたいので、練習方法を取り入れて、川内さんのように世界で活躍できるような選手になりたいと思いました」
〇8年生
「川内選手は、3つの『ない』を工夫して自分で頑張ってきたことを知ってとても尊敬しました。また、ギネス世界記録を更新した川内選手の講話を聴くことができて本当に良かったです。部活動で悩む時期がありましたが、川内選手のように前向きにとらえて、悩む時期を終えました。お忙しい中ありがとうございました。」
〇9年生
「私は中学1年から陸上をしていましたが、3年間の半分はけがをしていて走れませんでした。今日のお話を聞いて『楽しい努力』や『考える努力』が大切だと気付きました。英語が話せれば世界中の人と繋がれるので、勉強頑張りたいです。これからも川内選手を応援しています」